競輪小説『グランプリ』



競輪に人生をかけた選手たちが挑む、年に一度の決戦。それが「グランプリ」!

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『グランプリ』高千穂 遙
2011年6月23日発売 
四六判上製/1785円(税込)/早川書房

いちばん速いヤツは誰だ!
 12月30日、G1優勝者、賞金王など九人の選手が賞金一億円をかけて争う「KEIRINグランプリ」が開催される。競輪に人生をかける選手たちが挑む、年に一度の決戦への道を迫真の筆致で描いた、心揺さぶる自転車小説。

勝者はたった一人だが、ともに闘う仲間がいる。
そんな「人間模様」が競輪の面白さだ。
──中野浩一(元自転車競技スプリント世界選手権10連覇)

一瞬のレースの興奮と、選手たちの痛みや挫折や希望。
そのどちらもが眩しい。
──近藤史恵(作家・『サクリファイス』第10回大藪春彦賞受賞)

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高千穂 遙が『グランプリ』にこめた熱い思い

 過酷なトラックレース、競輪の頂点を目指す選手たちの戦いと人間模様を、『ダーティペア』『じてんしゃ日記』の高千穂遙がスピード感あふれる迫真の筆致で描きだしたのが、本書『グランプリ』だ。競技場の名称やレース展開の見方などが随所で解説されており、競輪になじみのない読者でもスポーツ小説として十分に楽しめる一冊となっている。

 著者・高千穂遙は、自身も熱烈な自転車愛好家として知られている。6月に長野県の栂池高原で行われたヒルクライムレース(実業団チームも参戦した国内屈指の登坂レース)にエントリーするため現地を訪れていた著者に、『グランプリ』にこめた思いや、“人間と人間がぶつかり合う本物のスポーツ” と評する競輪の魅力などについて聞いた。



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高千穂 遙(たかちほ・はるか)
1951年愛知県名古屋市生まれ。法政大学社会学部卒。在学中にアニメーション企画・制作会社「スタジオぬえ」を設立。1977年〈クラッシャージョウ〉シリーズ『連帯惑星ピザンの危機』で作家デビュー。1980年より〈ダーティペア〉シリーズをスタート。2006年、自転車への傾倒ぶりを克明に記した、実録エッセイマンガ『じてんしゃ日記』(マンガ=一本木蛮)が大好評を博し、続篇『じてんしゃ日記2008』も刊行された。