高千穂 遙が『グランプリ』にこめた熱い思い
過酷なトラックレース、競輪の頂点を目指す選手たちの戦いと人間模様を、『ダーティペア』『じてんしゃ日記』の高千穂遙がスピード感あふれる迫真の筆致で描きだしたのが、本書『グランプリ』だ。競技場の名称やレース展開の見方などが随所で解説されており、競輪になじみのない読者でもスポーツ小説として十分に楽しめる一冊となっている。
著者・高千穂遙は、自身も熱烈な自転車愛好家として知られている。6月に長野県の栂池高原で行われたヒルクライムレース(実業団チームも参戦した国内屈指の登坂レース)にエントリーするため現地を訪れていた著者に、『グランプリ』にこめた思いや、“人間と人間がぶつかり合う本物のスポーツ” と評する競輪の魅力などについて聞いた。
Amazon.comで今すぐ購入

高千穂 遙(たかちほ・はるか)
1951年愛知県名古屋市生まれ。法政大学社会学部卒。在学中にアニメーション企画・制作会社「スタジオぬえ」を設立。1977年〈クラッシャージョウ〉シリーズ『連帯惑星ピザンの危機』で作家デビュー。1980年より〈ダーティペア〉シリーズをスタート。2006年、自転車への傾倒ぶりを克明に記した、実録エッセイマンガ『じてんしゃ日記』(マンガ=一本木蛮)が大好評を博し、続篇『じてんしゃ日記2008』も刊行された。


